"モノづくり"を通じて世界中の人々に貢献する ― 生産管理・技術職としての使命感

生産管理・技術
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R. Hirao 衛材(遼寧)製薬有限公司 工場長室 製造担当部長 2003年入社(所属は2021年9月時点のものです)
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安定稼働により高品質な製品をお届けするという使命感。

入社後、川島工場の包装担当部署に14年間所属し、約2年はPTP*包装機械のオペレーター、その後11年間は包装機械の保全業務を担当しました。保全業務とは、機械の定期メンテナンスや突発故障時の修理、効率化を目的とした工程改善や設備導入などで、私はPTP包装ラインや抗がん剤包装機械の仕様検討から設備導入までを経験しました。その後は経営職に昇進し、製剤担当部署を経て、抗がん剤工程や新規抗がん剤のための生産新設備の検討にも携わりました。

2020年からは、主に中国市場向けの製品製造を行っている衛材(遼寧)製薬有限公司(以下、本渓工場)に駐在し、製造部署の責任者をしています。高品質な製品を患者様にお届けすることはもとより、製造ラインを安定的かつ効率的に稼働させることが私の使命であると認識しながら、日々の業務に取り組んでいます。

PTPPress Through Pack)…薬を包装する方法の1

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“モノづくり”を通じて世界中の人々に貢献したい。

私はもともと”モノづくり”がしたくて工場勤務を希望し、その中でも自身が携わった製品で世界の多くの方々に貢献したいという想いから、グローバル製薬企業であるエーザイの生産管理・技術職を選択しました。入社して感じたのは、想像していた以上に工場には工学部関係の出身者が多いこと。また、機械や電気の知識を活かせる場面が多いことです。

私の場合、入社1年目で担当したPTP包装機のオペレーションにおいて、学生時代の知識を活かせる場面が多くありました。例えば、設備を操作する中で機械の状態を注意深く観察し、微妙な変化を早期に察知して異常停止や突発故障を未然に防ぐこと。その結果、稼働率の向上といった成功体験を数多く経験できました。また、保全担当時代には、慢性的な機械の異常停止に対し、先輩社員や機械メーカーと試行錯誤を重ねながら改善しました。当時を振り返ると、製造現場で学んだ知識や経験、そして苦労が、その後の設備導入や新製品の生産立ち上げを検討する上で一番の糧になっていたように思います。

現在の本渓工場では、これまでと異なる文化や環境で異常時の素早い判断が求められるほか、PTP包装機・打錠機・滅菌機といった新規導入設備の仕様を現地の従業員と検討する業務に携わっています。これまでの経験を活かしつつ、日々新たな知識を習得することで、自身の成長へ結び付いていく喜びを感じています。

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リーンなオペレーション体制構築により、社を代表する工場へ。

本渓工場は他のエーザイ生産拠点と比較すると生産物量が小さく、やや小規模な工場になります。しかしながら、世界トップクラスの医薬品市場規模を誇る中国において、本渓工場の存在価値は非常に高いものであると認識しています。この工場でしか成し得ないリーンなオペレーション体制を構築して、より多くの患者様に製品をお届けし、そしてエーザイを代表する工場へと発展させることを目指しています。

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