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「hhc」を合言葉に更なる患者様貢献を ― 周囲を巻き込んだプロジェクトを成し遂げる

生産管理・技術
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K. Sakai EDCS DI+ユニット 2009年入社(所属は2021年9月時点のものです)
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エーザイ製品を確実に、安定的に供給する。一錠もおろそかにはできません。

入社後はエーザイ製品を生産する川島工場の品質管理部に配属となり、製品の出荷試験に携わりました。工場にとっての大命題は、何といっても“高品質な製品を安定供給し続ける”ということ。薬剤の製造において現場のあり方はまさに命綱。一錠もおろそかにすることがあってはなりません。エーザイ製品が錠剤やカプセル剤としての形を成していく現場を入社直後に経験できたことはとても貴重でした。その後は工場での課題を抽出し、製造工程の改善を図ったり、研究開発部門と工場との橋渡しを担う部署へ異動し、国内外ネットワーク企業への分析技術の移譲やその指導窓口を担うようになりました。入社2年目には試験法の技術指導でインドへ長期出張。現地工場のスタッフたちが「川島の技術を学びたい」という姿勢を持っていることがわかり、川島工場の代表として強い責務と誇りを感じたことを覚えています。 

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自組織を超え周囲を巻き込んでいく。そんな仕事のあり方はやりがい充分。

現在はさらに業務の幅が広がり、新製品の早期商業生産対応や新規分析技術の開発・導入にも携わっています。研究開発部門や国内外の全工場、他社との協働が多く、他部門のスタッフの視点や考え方を取り入れながら周囲を巻き込んだ業務プロセスが求められます。以前「パイロットプラント(PP:実用プラントと同様の機能の小規模装置)で商業生産を行う」というプロジェクトが発足した際、PPと商業生産ではそのルールが異なることから大きな壁が生じました。PPを持つ研究開発部門にとっても生産現場にとっても互いに譲れない状況の中、「いかに折り合いをつけていくか」が課題となったプロジェクトでしたが、GMPGood Manufacturing Practice:製造管理および品質管理における基準)に基づき、設備の管理体制や使用方法などの数限りないルールをリスト化し一つずつ着実に折り合いをつけ手順書化することで、商業生産に漕ぎ付けることができました。その製品は今、世界からも注目を集める製品として上市されています。

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薬剤にとらわれない「患者様貢献」を果たすプロジェクトを成し遂げたい。

エーザイは「hhc」を合言葉に、社全体として「どうしたらより良い患者様貢献ができるか?」を常に模索しながら変化し続けています。私自身も、共同化・表出化・連結化・内面化というフローを日々の仕事の中で具体化させるため、患者様やそのご家族のお声に耳を傾け共感しています。そして、それを次の新薬に活かせるようスタッフと議論を重ねたり、どのマーケットに製品を着地させるかという立地構築を見据え、技術による価値をいかに患者様にお届けできるかという視点を常に意識しています。今後は新しいテクノロジーを駆使することで、患者様が薬を飲み忘れてしまったり、そのご家族も飲んでいるかどうか確認できていない課題を解決するプロジェクトを立ち上げたいと考えています。そういう意味では、エーザイも数十年後かには製薬ではない別のカタチでhhcを実現しているかもしれません。そんな「変化」を楽しめる人財と一緒に働けることを楽しみにしています。

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