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橋本 将希 | メンバーストーリー | エーザイ株式会社 採用サイト

作成者: eisai|2026.03.06

日本発医薬品を世界に届ける。「hhc」と共に歩むエーザイのグローバル医薬品事業

 

2008年に新卒入社した橋本 将希。日本でのMRやプロダクトマネージャーを経て 、「グローバルに働きたい」との思いでエーザイのイーストアジア・グローバルサウスリージョンへ異動。「エーザイの理念の実現にむけて、国境を超えて現地のスタッフと一緒に取り組んでいきたい 」と語る橋本が、エーザイでグローバルに働く魅力を説きます。

世界に薬を届けるために──グローバル医薬品事業の舞台裏

現在私が所属している「イーストアジア・グローバルサウスリージョン」 は世界の幅広い国々に医薬品を届けています。日本と中国を除くアジア、サブサハラアフリカ、そしてラテンアメリカを含む国と地域を対象にしており、10か国以上で販売子会社による事業を展開し、加えてそれ以外の国でも現地パートナー企業を通じて医薬品を提供しています。
 
その中でも私が所属しているビジネスプランニングチームは当該リージョンでの事業管理を行っており、年度ごとの事業計画の設定や予算関係、中長期経営計画の立案等の業務を担当しています。扱っている商品は基本的には処方箋の必要な医療用医薬品ですが、一部の国では一般用医薬品も販売しています。
 
現在私は、ラテンアメリカ における販売子会社の事業立ち上げを任されています。中期的な資金計画、製品の販売見通し、それらをもとにした組織構成を含めた事業プラン全体の策定など、幅広く検討を重ねています。
 
これらの仕事をする上で大切にしているのは、バックグラウンドを理解することです。とくに私たちはお互い母国語でない英語でコミュニケーションをとることが多いこともあり、背景や文化の違いを意識するよう心がけています。
 
また、仕事をする上でもっとも重要なのは、現場だと思っています。私たちは間接業務を担っているからこそ、現場が求めていることをしっかりと理解するように努めています。
 

 

MRから世界へ──国内市場での経験が導いたグローバル医薬品事業への道

エーザイを選んだ決め手は、世界中でビジネスを展開していて、携わることのできる仕事の幅が広いと感じたことです。また、学生時代にバックパッカーとして旅をしたことから、海外でのビジネスに興味を持つと同時に日本のよさも強く感じました。そこで日系企業でグローバルに活躍したい、日本発の製品で世界に貢献したいという想いが強くなりました。
 
2008年、MR(医薬情報担当者)としての初任地は福岡県の北九州でした。初めはクリニックを中心に担当した後、同じ地域の大学病院や基幹病院を担当。続いて神奈川県に異動し大学病院の経験を積みました。2019年には、脳神経領域の治療薬の発売に特化した専任担当者として首都圏エリアを広域にカバーしました。新しい製品の発売や適応の追加が 続いた時期で、MRの支援や本社と現場の架け橋のような仕事を通じて、脳神経内科領域を詳しく学びました。
その後、本社のマーケティング部門へ異動し、プロダクトマネージャーとしてパーキンソン病と多発性硬化症の治療薬を担当することに。市場分析データをもとに具体的な施策を考えて発信したり、重要顧客との折衝などを行っていました。
「グローバルに働きたい」という思いを持ちながら、日本で約14年間キャリアを積んできました。必ずしも希望通りの道というわけではありませんでしたが、上司や先輩方の計らいもあり、常に挑戦の場を与えてもらえてきたので、大変ながらも成長できたと感じています。加えて、この時期に社内外のいろいろな人たちと関わり、人脈が広がったこともよい経験でした。  
 

 

日本の治療薬が世界の患者様に。「別格の喜び」を感じるグローバル事業の魅力

国内と海外の仕事でもっとも大きな違いを感じたのは、医療制度や経済的背景の違いからくる医薬品へのアクセス環境です。多くの国には公的な保険制度がありますが、実際に医薬品に保険が使える範囲は必ずしも日本と同じではありません。とりわけ新しい治療薬については保険の対象外になるケースも少なくないため、価格設定や患者様支援プログラムなどさまざまな工夫をしていく必要があります。
 
このように日本と海外では制度や考え方に違いが生じることもあります。一方で同じ病気であれば、本質的に患者様や医療従事者のニーズは共通している点も多いため、 日本でやってきたアプローチが海外で役に立つことも多々ありました。
 
その中で印象深い経験として、現在の事業部へ移った直後にマーケティングチームのメンバーとして、パーキンソン病治療薬の新発売に携わったことが挙げられます。日本でも同じ製品に携わってきたこともあり、疾患や治療に関わる環境、脳神経内科のKOL(Key Opinion Leader)についての理解などの経験を基に戦略を練ったことが功を奏しました。海外でも製品の価値を認めてもらえたことは、私にとって大きな成功体験となっています。
 
エーザイでグローバルに働くことの魅力は、医薬品を必要としている海外の患者様にも提供できることだと思っています。日本発の製品が世界中の医療機関、そして患者様に届けられることを実感できる喜びは別格です。
 

 

hhc」が紡ぐ世界共通の想い。エーザイ独自の企業文化を世界へ

エーザイの素晴らしいところは、ヒューマン・ヘルスケア(hhc)という企業理念が世界各国のエーザイ社員に浸透していることです。私自身、長年エーザイで働いていく中で日本国内ではもちろんのこと、海外で仕事をしていてもこの理念が共通認識としてあることを強く感じてきました。グローバル企業がさまざまな国や地域で強みを発揮する組織文化を醸成することには困難な側面もあります。しかし、hhc理念でつながっていることが、エーザイならではの強みの一つだと思います。
 
今後のビジョンとして私が目指したいのは、これまでの経験をもとに、担当する国や地域で当社の理念に基づいた競争力のある組織を作っていくことです。たとえば、エーザイは患者様と共に時間を過ごすことを大切にしており、その中で得た声や想いをビジネスにつなげていくことに特色があります。 このようなエーザイらしい発想に根ざして、「どこの会社でもできること」ではなく、「エーザイでなければ成し得ないこと」をやっていきたい。また、現実には競合を凌駕することは重要です。エーザイでは、顧客の満足を満たせば、利益が後からついてくると考えており、その使命と結果の順序を大切にしながら、患者様とそのご家族をはじめとするステークホルダーの期待に応え、信頼される企業ブランドを育成し たい。  それが私の目指す未来です。

※ 記載内容は2025年9月時点のものです