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風通しのいい環境でのびのびと。医薬系グローバル企業を情報セキュリティで支える仕事

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金平 友樹、辻 悠介、丁 ショウ IT統括本部 情報セキュリティ部 情報セキュリティグループ 金平 友樹:2019年入社 辻 悠介:2021年入社 丁 ショウ:2021年入社(所属は2024年9月時点のものです)

風通しのいい環境でのびのびと。医薬系グローバル企業を情報セキュリティで支える仕事

世界各国に拠点を構える医薬系グローバル企業、エーザイ。ここで業務や研究に関わる大切な医療情報を高度なセキュリティ施策で守るのが、IT統括本部の情報セキュリティ部 情報セキュリティグループです。このチームの金平 友樹、辻 悠介、丁 ショウの3名が日々の仕事内容ややりがいについて語ります。

全社のグローバルネットワークを統合するプロジェクトが進行中

──まず、皆さんが所属する事業部の概要について、教えてください。

金平私たちが所属している情報セキュリティ部 情報セキュリティグループは、会社で扱うさまざまなデータやシステムをサイバー攻撃から守る業務がメインになります。また、アジア拠点のIT・セキュリティの調査なども行っています。現在、チームのメンバーは9名で、そのうち7名が中途採用で、2名が新卒採用になります。

辻:年齢層は30〜40代を中心に、私を含む20代も。事業部内は風通しがよく、なんでも気軽に議論できる雰囲気があります。

丁:本当にそうですよね。社内のチャットツール上のコミュニケーションも活発で、メンバーが質問をするとチームの誰かがすぐにレスポンスします。いい意味で、上司を含めて、“仲間”という感覚があるかもしれません。

──では、皆さんの仕事内容について、詳しく聞かせていただけますか?

辻:私は現在、全社のグローバルネットワーク導入プロジェクトを進めています。エーザイは本社を日本に置きながら、アメリカ、ヨーロッパ、中国およびアジア諸国にも関連会社があります。                                                                 現状は、各地域で独自のネットワーク環境を構築しているのですが、それらの環境を1つに統合するという取り組みを進めています。非常にチャレンジングかつやりがいのある仕事だと思っています。

丁:私はセキュリティタスクの中でも中国の関連会社とのやりとりを担当しています。中国出身なので、中国語と日本語のスキルを活かして、ITインフラとセキュリティ全般の窓口になっています。中国だけでなく、アジア全般の窓口も兼務していて、各地域のネットワーク上のアラートを検知して、ログを解析しています。

金平:そして、グループ長としてチームを統括するのが私の仕事です。辻さんと一緒にグローバルネットワークの統合プロジェクトにも参画しています。いわゆるセキュリティ部門の仕事だけでなく、こうしたネットワーク構築なども担当するのがこの事業部の特色です。現在の情報セキュリティグループは、英語対応ができて、ITもわかるグローバル人財が多いので、自然と担当領域が広がっている状況ですね。

──皆さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

辻:昨年、情報セキュリティグループに右も左もわからない状態で異動してきたので、周囲に迷惑をかけないように情報共有を心がけていますね。

丁:情報共有は大事ですよね。見えない部分を言語化しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。また、日頃の業務でセキュリティ製品を導入する際に、作業を外部ベンダーに任せきりにせず自分でも製品を触って細かい設定を理解することが大切だと思っています。日頃から技術的なアップデートを心がけています。

金平:セキュリティ担当にとってなにより重要なのは、社内のシステム開発者や運用担当の方が抱えている小さなリスクをすぐに相談できる環境だと思っています。なので、ちょっとしたシステムの不具合でも気軽に相談できる雰囲気を作るようにしています。

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hhc 理念に共感。社会的に意義のある仕事をしたいと思い、エーザイへ

──皆さんは、これまでどのようなキャリアを積んできましたか?また、どのような理由でエーザイを志望しましたか?

辻:学生時代はITの勉強はかじった程度で、実務で知識を身に着けているところです。エーザイを志望した理由は、英語を使ってグローバルな仕事をしてみたいと思っていたのが大きいですね。さまざまな企業を調べる中で、当社の「hhc(ヒューマン・ヘルスケア)理念」に感銘を受け、2021年に入社しました。

金平:hhc 理念に共感して入社した社員は多いと思いますね。辻さんの成長をチームのみんなが温かく見守っていますよ。

私は、まず新卒で社員100名程度のITベンチャーに入社し、そこでスマホ向けコンテンツを運用しながら、ITの仕事について勉強しました。その後、コンビニなどをはじめとした大手総合流通会社に転職して、セキュリティチームのリーダーを任されました。そしてセキュリティのスキルをさらに磨きたいと思い、2019年にエーザイに入社しました。

丁:金平さんは、どうして情報セキュリティの仕事をしたいと思うようになったのですか?

金平:前職で災害時にWi-Fi環境を提供するプロジェクトに参加したことがあったんです。そこで、社会的に意義のあることがしたいと考えるようになりました。その後、情報セキュリティの仕事を任されて、企業を守る仕事に社会的意義を感じたんです。

エーザイに入社した2019年当時は、情報セキュリティに力を入れていかなければという気運があって。私がエーザイ初のセキュリティ専任者となったんですよ。

丁:たった5年前ですが、そんな状況だったんですね。私は、大学も大学院も経営学専攻で、ITとはまったく無縁でした。新卒でIT企業に入社して、そこでスマホアプリの企画・開発や情報セキュリティの仕事を覚えました。2021年に転職しようと考えたときは、ITとは違う業界に行こうと考えていたんです。ところが、エーザイの面接で金平さんや他の社員の方の人柄に魅力を感じて、入社を決めました。

情報セキュリティの知識や語学スキルを活かせる点もよかったのですが、やはりこの人たちと一緒なら自分も頑張れる!と思えたのが決め手ですね。

──では、入社してみて、エーザイの社風をどのように感じていますか?

金平:エーザイの社員は人当たりがよくて、誠実な人が多いですね。思いやりがない行動を取る人がまったくいないんです。採用の段階でしっかり人柄を見ているのではないでしょうか。

丁:エーザイは歴史ある企業で、堅いイメージがあったのですが、入社してみると柔軟で自由な職場だという印象に変わりました。これは、IT部門だからということもあるかもしれません。

また、私も辻さんと同じで、hhc理念には感銘を受けました。そして、入社後に社員の皆さんがしっかり理念を大切にしながら仕事をしている姿を見て、この理念は徹底的に実践され、全社的に浸透していることを確信しました。私も患者様と接する機会が増え、hhc理念の大切さを実感しながら仕事をしています。

辻:私は新卒でIT部門に配属されて3年以上働いていますが、風通しがよくて、働きやすい環境だと思っています。

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グローバルな仕事の楽しさ。各国のセキュリティ施策に携わり、前線で活躍できる醍醐味

──皆さんは、これまでの仕事で印象に残っていることはありますか?

辻:IT部門に配属された入社1年目に、全社的なプロジェクトに参加することになりました。最初はビジネス用語も全く分からず苦労しましたが、なんとか離脱せずにやり遂げたときに大きな達成感とやりがいを感じたのをよく覚えています。チームで何かをやり遂げる楽しさをこのプロジェクトで教わりました。

金平:以前、セキュリティインシデントが発生し、その対応に追われた時は大変でしたね。ただ、これまでセキュリティ担当として培ってきた経験を存分に活かすことができたのはよかったです。こうしたトラブルの際に前線に立って対処できる人財は少ないので、自分の立ち位置を再確認できた気がします。この一件があって、グローバルのIT環境統合が加速したところもあります。

丁:私は1年前のアジア出張が印象に残っています。当時のミッションはITインフラ整備だったのですが、アジア各国のセキュリティの状況も把握できて、非常にいい経験になりました。

──仕事をしていてどういうところにおもしろさを感じますか?

辻:丁さんの話にもありましたが、英語を使ってグローバルに活躍したいという学生時代の希望と結びつく仕事に携われているのはうれしいですね。また、ネットワークという新しい領域で、一つひとつ知らないことを学んでいくことにも大きなやりがいを感じています。

金平:私も同様です。社内でグローバルプロジェクトと呼ばれているものがあって、私たちも参画して推進しています。また、セキュリティ業務に関してもこの分野の最先端の技術を導入できていると自負しています。個人的には、マネージャーとして、組織の体制をつくっていくような業務にもやりがいを感じますね。

丁:私は情報セキュリティの仕事自体を楽しんでいます。日本国内だけでなく、中国をはじめとするアジア各国のセキュリティ施策に携わり、前線で活躍できるのが楽しいです。金平さんに相談しながら、どんどん仕事の幅を広げさせてもらっています。

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グローバル化が加速するIT部門。自身の可能性を広げるチャンスにあふれる

──皆さんの今後の目標を聞かせてください。

辻:IT関連の仕事で、会社全体のグローバル化の加速・成功に貢献したいというのが、直近の目標です。

丁:私自身ももっともっとグローバルな仕事に挑戦したいと思っています。そのため、英語をしっかり勉強してスキルアップして、アメリカやヨーロッパのスタッフともスムーズにコミュニケーションを取れるようにしたいです。将来的には、ITインフラやセキュリティの部門で、アジア以外のグローバル案件にも参加できればと思います。

金平:セキュリティ関連で困っている社内の人たちを積極的に支援する仕組みをつくっていきたいと思います。具体的には、各事業部に合わせたセキュリティの機能を供給できるような社内システムを構築したいですね。自分たちの力で、ITインフラもセキュリティも現在よりもいっそうガバナンスが効いた状態にしていきたいと考えています。

──ありがとうございます。最後にエーザイに興味がある方にメッセージをお願いします。

辻:今、エーザイのIT部門は転換期を迎えています。グローバル化に大きく舵を切っていて、私のような若手でもどんどん案件に携わっていけます。これは、英語を使ってキャリアを広げたい人にとって、大きな魅力だと思います。

丁:そうですね。とくにIT部門はグローバル化が進んでいて、海外のスタッフとのコミュニケーションも活発です。情報セキュリティの知識と技術を活かして、日本国内だけでなく、海外のスタッフの仕事をサポートできるこの業務は、ますますおもしろくなっていくと思います。

金平:情報セキュリティグループにはチャンスが豊富にあります。少数精鋭のチームで、興味あるプロジェクトに手を挙げれば、すぐにアサインされます。スキルが少々足りなくてもチャレンジしたいという意気込みがあれば、大きな仕事を任される可能性は十分にあると思います。
興味がある方はぜひ一歩踏み出してほしいですし、新しい仲間と働けることを心待ちにしています。

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※ 記載内容は2024年9月時点のものです

 

 

 

 

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