挑戦を後押しする風土の中で。2019年入社同期が語る、MRの魅力と成長
2019年に入社した平尾 嘉啓と内田 理紗子。MR職としてそれぞれ2地域でクリニックや総合病院を担当し、各地域の特色や出会いに感化されてきました。新たな治療選択肢に関する情報提供に携わるなど活躍を続ける2人にエーザイで働くやりがいや魅力を聞きました。
北海道と大阪、それぞれの地で。患者様のために専門性を磨き続けるMR
──現在のお仕事内容とミッションについて教えてください。
平尾:現在北海道の十勝医療圏で、基幹病院をはじめとする病院やクリニック、薬局を担当しています。主な領域は認知症、パーキンソン病、てんかん、ALSなどの中枢神経系疾患、並びに関節リウマチなどの免疫疾患です。医療従事者への製品情報提供とあわせて、行政や他産業の民間企業とも情報交換を行い疾患啓発活動に精力的に取り組んでいます。
内田:私も神経系領域を中心に、大阪市内の病院を担当しています。担当施設における新たな治療選択肢の普及活動、そして医師だけではなく、看護師や薬剤師を含めた多職種へのアプローチを通した診療体制や運用の理解促進に努めています。
今はとりわけ認知症領域に注力しており、疾患啓発や病診連携のセミナー開催を通じて大阪市内での認知症診療における診療連携の構築を行なっています。
──チームの編成や雰囲気はいかがでしょうか?
平尾:現在所属している道東統括部は、組織長1人とMR5人の6人体制で、全国でも比較的少人数の構成です。若手からベテランまで幅広い年代のメンバーで構成されており、少人数ながらも誰もが建設的に自由に意見を言えるようなオープンな雰囲気が醸成されています。
内田:大阪統括部は上司含めて15人ほどの組織です。新人からかなりベテランの先輩方までいろんな背景の方が在籍していますが、本当に風通しがよくて、公私共によくしてもらっていると感じます。
──お仕事をする上でとくに大切にしていることや心がけていることはありますか?
内田:新人時代に初めて講演会の開催を任された時、先輩が事前に関係者をつないでくれたおかげで、仕事がスムーズに進んだことから、人とのつながりを大切にしています。またMR職はとにかく人と関わる機会が多い職業なので、一つひとつの関わりも丁寧に迅速に対応することを意識しています。
平尾:私は「共感」と「専門性」の2つを大切にしています。日頃関わる医療従事者の方はもちろん、患者様や生活者の方々の声にも心から共感し、その想いに応えるために医薬品や疾患に対する専門性を磨いていきたいと常に研鑽を続けています。
患者様と「共に過ごす」研修が決め手。2019年同期が語るエーザイでの成長
──医療分野を志したきっかけと、エーザイを選んだ理由を教えてください。
平尾:小学生の時に身近な人の闘病経験を目の当たりにして、子どもながらに医療の道に進んで困っている人を笑顔にしたいと思い、大学・大学院で臨床検査技師の資格を取得しました。病院で実習をしているうちに、患者様の治療に積極的に関われる仕事がしたいと思い、MR職を考えるように。中でもエーザイの共同化研修(※1)で患者様の抱える憂慮を感じ取り、その解消に向けた取り組みを行うヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念に強く惹かれました。
内田:私は友人の兄弟が薬学部に通っていて「勉強は大変だけれど、やりがいがあるよ」と話してくれたことをきっかけに薬学部に進学しました。実習を通じて、薬剤師として病院や薬局で目の前の患者様と関わるより、MRとしてより多くの患者様のお役に立てる仕事をしてみたいと思うようになりました。
私もエーザイに惹かれた理由は、共同化研修で患者様から生の声をお聞きすることで、それまで気づけなかったことに気づき、患者様に寄り添った活動ができるのではないかと思い、入社を決めました。
──これまでのお仕事変遷を教えてください。
内田:私と平尾は2019年に入社した同期です。初めの数カ月合同で研修を受けたので、そこで同期との絆も深まり、配属先が分かれた今でもよく連絡を取り合っています。
研修の後私が初めて配属されたのは熊本統括部で、クリニックを中心に担当していました。その後、大阪統括部に異動になり、大阪市内の総合病院を中心に担当。大阪は熊本よりもお話好きな先生が多く、はじめはカルチャーギャップを感じましたが、今では楽しくお話ししています。
平尾:私は研修後、まず広島統括部に配属され、クリニックを担当。その後今の北海道本部・道東統括部に異動しています。広島は温暖な気候で過ごしやすかったですが、十勝は冬場マイナス20℃にもなるため、天候のギャップに驚きましたね(笑)。
また医療圏としても、広島では大学病院への紹介が多かったのに対し、十勝では基幹病院を中心とした地域完結型をとっており、それぞれのよさがあります。
※1 業務時間の1%を活用し、患者様と共に過ごす取り組み

自分なりに考え、実現する。「地域のために」を形にできるMRという仕事
──MRとして働く中で、とくに印象に残っている出来事を教えてください。
平尾:認知症の新たな治療選択肢が登場した際、病院同士の連携を意見交換の積み重ねとして進めることができたことが成功体験として心に残っています。
当時は運用に関する指針が示され、取り扱いに関する体制などの整理が必要でしたが、地域の先生方から「十勝医療圏内で治療を完結させたい」との声をいただき、院内勉強会や地域医療に関する意見交換の場を通じて、この地の認知症疾患医療センターと地域の基幹病院の相互理解が深まり、その手応えを感じた時は喜びが込み上げました。
内田:私もこの新たな治療選択肢が地域に広がり始めた頃のことはよく覚えています。前例が少ない取り組みでもあったため、先生方からも多くの質問が寄せられました。そこでできる限り速やかに、公表されている資料や根拠に基づく情報を整理し、必要に応じて補足説明を交えながら回答をしていたところ、やり取りの中で「助かったよ」といった声をいただく場面もあり、情報提供の在り方について多くの学びが得られたと感じました。
その結果として、地域の医療機関同士での理解や運用イメージが少しずつそろっていく様子を近くで実感できたことが、本当に嬉しかったですね。
──MR職のやりがいや魅力について教えてください。
内田:自分が任された医療機関や担当エリアでは、自分自身が責任者として物事を進めることができます。そのため、この地域のためにできることを自分なりに考え、それを実現することこそがMRの魅力だと思っています。それがうまくいっても、いかなくてもエーザイにはその挑戦を評価し、サポートしてくれる環境があります。
平尾:内田も言うように、担当している地域をどのような形に変えていきたいかを考えて行動できるのがMRの醍醐味です。入社直後は目の前の業務に追われるばかりで、自分が担当している地域をどうしていきたいか考える余裕がありませんでした。
しかし、ある時先輩MRに「自分がこのエリアをどう変えていきたいのか考えてみるといいよ」と言われたことをきっかけに、その地域で暮らす人々の思いに寄り添うことが大切だと考えるようになりました。
──全国転勤の魅力や全国転勤ならではの休日の過ごし方について教えてください。
内田:初めての土地に配属されるのは不安も伴いますが、どこへ行っても社内の方が非常に温かく迎えてくれるので、安心して業務に励めましたし、他社メーカーの同期ともつながりができるなど、出会いが多く充実しています。
休日は同期や先輩・後輩と出かけることも多いですね。熊本にいた時は先輩に船釣りに連れて行ってもらったり、同じ九州にいる同期と一緒に旅行に行ったりして楽しみました。
平尾:私自身、せっかく全国を巡るならその土地ならではの自然・文化・人を存分に満喫したいと思っています。その地域の文化や歴史を知ることで、先生や患者様とも地域の話が弾み、親密な関係になれることをうれしく思います。
北海道は広いので、最近の休日は道の駅のスタンプラリーを回っています。全部で129カ所あるんですが、もう100カ所以上回っています。また季節に合わせて函館に桜を見に行ったり、富良野にラベンダーを見に行ったりもしています。

挑戦を後押しする風土と、支え合う仲間──「人を育てる」企業で描く未来
──エーザイの魅力について教えてください。
平尾:人を育てる文化が醸成されているところです。誰もが自由に意見を言い合えるオープンマインドな雰囲気があり、メンバー同士が自然と助け合う文化も根付いています。またチャレンジを後押しする風土があり、自己研鑽を支える研修コンテンツやジョブチャレンジ制度など、自らの成長や挑戦を支援する制度・文化が整っています。
内田:何かに挑戦する際の支援体制と支え合う風土があります。人と関わることの多いMR職では答えが1つではないこともありますが、自ら考えた方針に沿って活動できることがやりがいです。入社7年目になりますが、同期や先輩・後輩との横のつながりが強く、全国転勤で熊本・大阪と初めての土地に配属されても、周囲のサポートを得ながら安心して過ごすことができています。
──今後の展望について教えてください。
内田:認知症領域に長く取り組んできた企業として、エリアでの認知症診療連携の体制構築に寄与したいです。現在MCI(軽度認知障害)情報や対応への関心が高まっていますが、まだ見逃されているケースもあると感じるため、適切な情報の周知や理解促進につながる活動していきたいです。
将来的には現場経験を活かして人事制度や人財育成に関わり、より多くの社員が前向きに仕事に取り組める環境作りを通して社業に貢献したいと考えています。
平尾:認知症に関わる取り組みのエコシステム構築を目指す企業として他産業・他業界の民間企業との協働の機会づくりにも力を入れていきたいと思います。そして私自身は企業理念を体現し続けられる人財であり続けたいです。住み慣れた地域社会をよりよくするために何ができるかを常に問い続けながら活動していきたいと考えています。
──採用候補者の方へメッセージをお聞かせください。
平尾:エーザイは社員の柔軟な発想にしっかりと向き合い、成長を後押ししてくれる風土のある企業です。また日本のさまざまな地域で働くことができるので、見識も広がると感じます。私は新しい場所に配属されたら、まずはその地域のことをよく知り、好きになることを大切にしています。ぜひさまざまな地域の魅力を知って楽しく働いていただきたいです。
内田:MRは自分の考えをもとに行動できるので一歩踏み出す勇気をもって、物事に取り組むことができる方におすすめです。エーザイでは配属先がどこであってもメンバーが親身に相談に乗ってくれるので安心して業務に集中することができます。その地域でしかできない仕事や生活をぜひ満喫してほしいです。

※ 記載内容は2025年10月時点のものです