セキュリティ意識を更なる高みへ ― 現場の声を聴き、社員にとってより身近なセキュリティチームでありたい">
セキュリティ×製薬という社会的意義の高さ。
前職では事業会社のIT部でCSIRT*を担当しており、サイバー攻撃による大規模な情報漏洩が連日報道されていたことから、企業に対する情報セキュリティの責任が高まっていると感じていました。セキュリティを担保することは、自社の情報資産を保護するだけではなく顧客を守ることにつながり、さらには社会インフラ機能の維持にもつながります。エーザイは製薬を通じて患者さまとご家族のベネフィット向上に貢献しています。社会的意義の高い製薬ビジネスに、私が持つITセキュリティのスキルを掛け合わせることで、より直接的に社会貢献が実現できると思い入社を決意しました。
＊CSIRT … 「コンピュータセキュリティインシデント」に関する報告を受け取り、調査し、対応活動を行う組織体の名称
互いを尊重する風土と高いセキュリティ意識がある、働きやすい環境。
一般論としてセキュリティ施策を推進する際に現場との調整が難航することは多々ありますが、エーザイに入社してから大きな衝突は一度もありません。これは、エーザイが元々互いを尊重する社風であり、さらに全社的にセキュリティの重要性が理解されているからだと考えます。事業戦略でもIT推進が掲げられ、新たな取り組みをスタートする際も経営層が後押ししてくれて実行しやすい環境です。さまざまな施策にチャレンジしながら事業への貢献を実感することができ、高いモチベーションを持ってスキルアップに励むことができます。
グローバル規模でのセキュリティ強化を目指しながら、社員にとって身近なチームをつくっていきたい。
入社後はセキュリティチームのリーダーとして、国内グループ会社へのソリューション導入や教育を担ってきました。社内のIT活用はますます拡大しており、今後さらなる体制強化が求められています。チームの拡大だけでなく、グループ各社および各部門との連携や、グローバル規模でのセキュリティ強化も重要な課題です。また、セキュリティリスクの発端となりがちな現場の声を聴いて、いつでも相談できる身近なセキュリティチームでありたいと考えています。
